女性技術者が挑む真冬の太平洋マルチビーム

(元請さんの掲載許可を頂きましたので初めて?の業務日誌です。)

 

三次元チームの女性技術者と真冬の太平洋へ。
朝6時、外気温マイナス5℃。そよ風が痛い程。
さらに水面凍ってる。海だよね?
そんな初めての氷割り艤装。
昼前から荒れる予報なので急ピッチで作業をすすめ、
時折吹雪に邪魔されながらも予定通り艤装完了。

 

元請さん、船長さんも到着し、いざ出航です。

しかしすぐに結構な揺れ。まだ港内なのにうねり入ってます。
計測エリアは外洋。波浪で計測精度は多少下がりますが三次元モーションセンサーと
操船技術で今回の目的は十分に達成できる。ただ船酔だけは・・・
港内を出ると予想通りの波。
なんか内臓がモヤモヤしてきたので元請さんや船長さんと話して紛らします。
しかし女性技術者は笑顔。しかもパソコン操作しながら。頼もしすぎます!

マルチビーム計測は陸上の測量とは緊張感が違います。
計測機器はソナー、GNSS、動揺センサー、音速度計等で構成され
ケーブルや艤装冶具を含めると車1台程にもなります。
そのどれかに不具合でも起きたら出航できません。
トラブルで、もたもたしているうちに波が高くなるなんてよくある話です。
機器管理、体調管理、操船技術、計測技術、そして判断力。
この仕事、すべてがうまくいけば達成感はすこぶる高い。

 

自信と不安・・・そして任務完了。
女性技術者も安堵の笑顔。
寄港と同時に町内放送「暴風雪警報が・・・」
そして帰りはご褒美のラーメン。
そんな女性技術者の1日でした。

 

2018年02月17日