市役所前ロータリー樹木診断調査

現在、八戸市造園建設業協会と共同で樹木診断カルテの入力ツールを開発中で、その実証実験としてこの樹木診断に参加し、レーザー計測やパノラマ撮影等もあわせて実施しました。
調査に先立ち、樹木医である釜淵造園建設株式会社の釜淵代表取締役より樹木診断方法の解説があったのですが、やはり難しい分野です。生き物である樹木は1本1本特性を持っており、場所や生い立ちによって性格が異なります。
樹木診断はこの生き物の健全度を調査するもので、調査者の知識と経験により判定に影響する非常に難しい作業なのです。
そこで登場したのが写真上のレジストグラフという調査機器。調査方法はドリルを回転させながら樹木に貫入し、その抵抗値により腐朽度がわかります。今まで目視による外観調査から内部を想定していましたが、この機器により大幅な精度向上が期待できます。

2015年12月09日