森林内GPS精度検証

八戸市森林組合の工藤さん、新井田さんらと八戸近郊の山林でGPSの精度検証を行ってきました。準備した機種はカタログ値数十cm~数メートルと期待が持てるものばかり。国土調査法による山林内の筆界点復元許容範囲1.5~3mに収まればと期待しますが・・・。

方法は、予め設置した杭(電子基準点を与点とするGPS測量による基準点、境界点 あわせて6点)に各種GPS機器をかざして位置精度を検証するというもの。

結果はトリンブルGEO-XHが常時数cm~2mと抜群の安定度。なるほど高いだけある。驚いたのはスマホやタブレット。無線NWを切断した本体GPSの測位で数cm~5m程度と比較的安定した精度を示しました。今後精度が向上すれば結構いけそう。

思ったのは一部の機種を除き位置精度が安定しないこと。また斜面や障害物による衛星不足は常につきまとう問題。とすれば表示位置の誤差を把握しながら使うことが重要。開発中の携帯型森林GISで具現化してみます。

暑いなか皆さんお疲れ様でした。新井田さん、現場の手配ありがとうございました。

2012年08月30日